肝炎にかかった時のおはなし
皆さん寒くなってきましたね~
いかがお過ごしでしょうか?季節の変わり目で風邪をひいている方もいらっしゃるかと思います。風邪で思い出すことがありまして書いてみました。数十年前の為、情報が無い部分がある事をご了承ください。
「風邪は万病のもと」
私が発症した時の状況は、一番最初は風邪と同様の症状でした。先ず発熱がありました、確か38度前後でした。悪寒がして震えていたのを覚えています。また、倦怠感があり力が入りませんでした。咳だけ、でなかったのでした。ですが、この症状だとやはり「風邪」なのでは?となると思います。この時点で病院に受診したのですが、「風邪です。お薬出しますので様子をみて下さい」とのことでした。その後仕方なく自宅にて療養となりました。それから2~3日もすると、強烈な吐き気に襲われたのでした。その前に下痢が続いたため「正露丸」を服用していました。そこから数時間後には、もうあっという間に症状が悪化し、吐き気ではなく吐いて吐いて、食べ物が食べれなくなりました。胃薬を飲んでみましたが、それすら吐いていました。後に「急性肝炎」と診断されるわけなのですが、体験した者からすると「風邪」と思い込みやすい症状だったなと思いました。
「入院」
ようやく病院に受診となったのですが、病院の先生からは「血液検査します」と言われて採血されて、その後、即入院と相成りました。もうその時は食べられずフラフラでしたので「助かった……」と安堵しました。検査結果はあの当時一週間かかってきました。結果は「急性等肝炎」と判明。ようやく治療となったのです。
⁂当時の資料等が無い為、また記憶が無い為「何型肝炎」か判らないままです。
「治療」
治療は、抗炎症薬等(詳しく覚えていません)が入っている点滴治療でした。一日点滴を一本、2時間半をかけて投入しました。何日後か忘れましたが、ようやく食べ物を食べられるようになった時は、「生き延びた……」としかなかったです。
食べられる事への感謝と尊さを改めて思い知らされました。
「退院~現在」
結局、入院した期間は一か月間でした。その間血液検査をしては、データとにらめっこが何度かありました。ですがその後、無事にデータが良い範囲内に入って退院となりました。尚、発症の原因は未だわかっていません。恐らく学校での合宿中の食事ではないかなと思っていますが、定かではないです。数十年経ちますが現在でも全く再発せず、正常で健やかに過ごしています。
最後に
私の体験談いかがでしたでしょうか?
いま現在でも、既往症のことをたずねられると「おそらくはA型肝炎ではなかったかと思われます」と言われます。いまだ、何型かはわからずじまいです。
記憶が曖昧で大変申し訳ないのですが少しでもお役に立てれば幸いです。
やはり病気は早めに発見、早期治療だと思います。
現在は早めの発見でかなりの命が救われています。
医療技術の進歩は大変なものだと思いますが、決して”風邪”の症状でも楽観せずお過ごし頂ければと思います。