突発性難聴闘病記~入院編 五日目、6日目~退院へ

「入院5日目」

 

 今朝も程よい感じで目がさめました。ようやくいつもの時間帯に目を覚ますことができました。つい数日前は昼と夜が逆転していたのに。自分もできる人なんでしたね。

 本日のメインは、先生による「診察」です。耳の聴力検査の結果は?仕事はどうなる?生活制限とかあるの?とか気になる点がいくつかあります。先生に質問が沢山ありました。尚、「診察」は朝食後になりました。急に変更になり慌てました。大急ぎで朝のルーティンに移ります。「体重」は規定値内でした。朝食前の4項目”体温”、”血圧”、”血糖値”、”酸素濃度”もどれをとっても規定値内でした。良かったです!!数値が上がるのは点滴治療開始してからの前半だけでした。

朝食後にいよいよ先生の診察です。

先生によると「聴力検査の結果は、入院初日と変わりません。薬が効いていないようです。ここまで変化がないのは別の原因があるようです。例えば頭部に腫瘍があるか……

万が一頭部に腫瘍があって悪さしてるといけないので、頭部のMRIの画像を退院後撮ってみましょう。」との事でした。また、聴力の方は良くなっていませんでした。が、新たに頭部に腫瘍の疑いがあるときました。しかし、先生曰く「腫瘍の発生数は患者数の2~3%位……」だそうです。私としては「何か処置できる事さえあれば何でもいい」思いでした。逆に「何も手立てがありません」となる事のほうが絶望でした。まだ救いの道が残りました。今はこれに掛けるしかありません。

 昼食前の4項目は異常なしでした。昼食もいつもどおり平らげました。(最後の昼食でした)午後は明日”退院”なので入浴へ……

 夕食前の4項目も異常なしです。最後の4項目でしたね!

夕食もこれで最後でした。振り返ると収穫はありませんでしたが、まだまだ細いながらも”回復できる道”があるようなので落ち込まず前を向いていこうと思います。

 夕方にようやく「点滴治療」の全行程が終了しました。トイレの為に睡眠時間(熟睡時間?)を削っていたり、点滴パックの管理しないといけなかったり大変でしたがそれも本日終了です。長い長い時間でしたね~今晩からぐっすり気にせずに休めます。皆さん、おやすみなさい! 5日目終了です。

「6日目退院へ」

 

朝は6時前に起きてしまいました。やはり退院嬉しいです!!

いつものように「体重測定」を終えてこれまた4項目へ・・・4項目も異常なしでした。これにて測定は終了です。診察は昨日が最後でした。

最後の朝食を食べ、後は会計のお話と今後の予定のお話を聞いて終わりでした。

 

今後について

 

・次週通院して"MRI"の予約をとり”MRI”で頭部の状態を診る

・”MRI”の結果次第で元のかかりつけ耳鼻咽喉科病院に戻り通院する

・大きい音は注意すること

 

以上が今後の課題です。

 

 この場をお借りして私から一言よろしいでしょうか。

「世の中コロナ禍で大変な時に、入院し治療を施して頂いた医療関係の方々、病院の方々、主治医の先生、看護師さん方々本当にありがとうございました。大変お世話になりました。現在あまり状況は良くありませんが、最後まで諦めずに治療続けていきますので宜しくお願い致します!」

 

最後に

 

 結果からいえば、悪い方の側の見本としてとらえて頂いた方がいいと思います。

先生のお話ですと、「治療を開始するのは早ければ早い程回復が早い」とのことでしたから、一般的な方はある程度の回復は見込めると思われます。なので、

 

 めまいと、耳が聞こえなくなったらすぐに受診を!! 

 

です。これは声を大にして言いたいです。私のようにならないように!

 

 今後は闘病記にてその後の経過を書いていきます。是非そちらもご覧になっていただければと思います。長らくお付き合いいただきありがとうございました。