子育てを振り返って~vol.2
「子供が大病にかかる」
前回の記事の続きになります。
子供は、産まれた時(そこそこ小さく産まれ)こそ大変でしたが、その後の経過は(母子共に)良好でした。あると言えば黄疸が少し有り保育器にお世話になった程度でした。
そう言えば、立ち合い出産に立ち合い初めて子供を抱いた感想を書いていませんでしたね!
それだけ当時も大変だったのです。何せ、生きるか死ぬかの瀬戸際を、子供はくぐり抜けてきたのですから……
その時の感想は「ただただ生まれてきてくれてありがとう!」その言葉しかありませんでした。
もう、初めて抱いた瞬間、涙が自然とあふれ出てしばらく止まりませんでした……
目の前で繰り広げられる壮大な命のやり取りに、人はなすすべがないと申しますか……命の尊さを命の重さをあらためて実感いたしました。
その後経過は順調で、母子共に退院し妻の実家へしばらく養生となりました。一ヶ月検診は確か問題なかったと思います。
2ヶ月目も記録によれば問題なかったようです。ですが……2ヶ月検診から2週間後くらいに気になった事があり、出産した病院の小児科に3人で受診してみたのです。
すると……
最初、”子供の口にヘルペス”ができたのでは?と思い受診したのですが、先生から「顔色が悪いね。ちょっと採血させてもらえる?検査結果はすぐでるから……」と言われ検査結果を待つことに……
たしか30~40分くらいで結果が出て、先生から「実は肌の色がもう土色で、目に黄疸が出ています。血液検査の結果異常が見られました。もしかして肝臓の病気、最悪『胆道閉鎖症』だといけないから他の大きい病院に受診して入院しましょう。すぐ手配します。」と言われました。
すぐ紹介状を書いていただき大きな病院へ……
私たち夫婦は多大なショックを受け、不安と恐怖に陥った事は言うまでもありませんでした……
最後に
誕生が余りにも大変だったのに、2ヶ月後にはまた不安と恐怖のどん底に陥ってしまうことになります。いったいこれから先どうなってしまうのでしょう。
この後の続きはまた次回に書きます。お付き合いいただければ幸いです。