高校の最近の全体の傾向と学習傾向について
皆さんご機嫌いかがでしょうか?
早いもので1月もあと少しですね~受験生はあと少しで本番となります。どうか、皆さんがベストを尽くされて合格できますようお祈り申し上げます!
さて、その高校の最近の傾向を私なりに読み解きお知らせしたいと思います。
「全体の傾向」
テストの傾向は「複数の回答のなかから選択」させるのではなく
「いままで学習したことを応用(対応)して問題を解く方に変わって
きています。特に出ているのが「数学」や「物理」です。自分で答えを導きだしていく
スタイルです。
最近は普通科高校に「探求科」という学科が増えてきました。それはなぜか?
「大学受験、もしくは、大学の授業に」有利だからだと思うのです。この自分で「いままで学習したことを応用して答えを導きだす」やりかたは大学の授業そのものです。ですから、高校のうちに「できるように」組まれているわけです。
「普通科」の傾向
あくまで、「大学受験、受験対策」です。なので、1年生時から選択授業があり(受験対策です)厳密にいうと志望校により2年生から「文学部系」か「理数系」に
クラス分けされます。その選択した「何系」かにより授業科目の増減がある
わけです。
例えば「理数系」は数学、物理の授業が増え国語、英語、古典が減る等です。
アドバイス
中学生の先生に「将来やりたい仕事、進路、高校や大学に行ってから決めても
いいから……」といわれた方いませんでしたか?
実は、中学生の時にある程度「志望大学」を絞らないと、高校に入学してすぐ「あわてる事」になります。
選択授業や2年生時に「クラス編成」が変わってしまうためもう「決めないといけなくなる」のです。
酷、ですが、塾の先生と相談してみるとかして大まかに進路をきめましょう。
せめて「文系」か「理数系」かは決めた方が良いでしょう。
「専門科の傾向」
その科目によって違うと思いますが、1年生時は普通科に近い授業ですが2年生時より徐々に専門科目が増えていくシステムです。
例えば、「機械科、情報処理科等」の職業科目は、就職がメインで偏差値が高い方は「専門大学進学」が勧められます。大概、就職がされる方が多い為「企業に即戦力」になるような指導です。大学進学される方は「専門知識を掘り下げたり、就職に有利な資格」をめざしていられているようです。
場合によっては「コンクール入賞、優勝」などで就職を有利にするところもあるでしょう。
最後に
「将来を決める」にはまだまだ”実感”が湧かないと思います。「専門科目志望」の方はある程度”腹を決めて”いる方が多いとは思われます。
「普通科」の方は「クラス編成が変わる」ので本当に慎重に選択されることをお願いします。あとで後悔しても、編成の変更できませんから……