二代目レガシィの完成度

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今回書かせていただくのは「スバル レガシィ(BD5型)セダン RS」です。(当初”レガシー”だと思い込んでいましたが”レガシィ”なんですね)

私が当初、気になっていたことがあります。「初代レガシィのCM」を初めて見た時でした。そこには、「10万キロ連続走行、世界速度記録達成」の文字が……

 これはもう記憶がないのですが、TV番組?(もしくはプロモーションビデオ)で発売前の「スバル レガシィの10万キロ耐久走行」のドキュメントをしていたのです。

その際走行平均速度223.345Km/hという国際記録を達成したのです。その記憶が残って(さすがオタクですね)初代が記録に残るくらいだから、「二代目はどんなのだろう」と気になってしまうのでした。

 「レガシィ」と言えば「ツーリングワゴン」と言うくらい「ワゴン車」が有名ですね。端正な佇まいで、尚且つ荷室に荷物が沢山はいる、カッコよさと実用性を兼ねているところがバカ売れの要因ですね。また、初代に比べフロントの顔つきが「コワモテ」に変わりもっと売れてしまったようですね。

 

 

 私が試乗できたのは「セダン RS」でした。この車はマイナーチェンジ後のモデルでしたので、1997年モデル位でしたか……

 

それでは試乗レヴューを書かせていただきます。このモデル(マイナーチェンジ後)、当時の馬力規制一杯の280馬力でした。私の当時「R32 GTS25」よりもパワフルなんです。とても”2000cc”とは思えない”もの”でした。

低速は”トルクフル”で乗りやすく、高回転は”豪快で頼もしい”味付け。それもそう、「シーケンシャル・ツインターボ」ですから。R32の「GTS-t」と比べてしまうのですが、こと、低速の発進加速はレガシーの方がパワフルでした。まあレガシィは4WDであったこともあるのですが……
 ハンドリングは「昔のメルセデスベンツ」のようなどっしりとしていて安定感がありました。たとえ高速走行になっても破綻なく走行する様は「R32を超えて」いました。完成度高かったですね!恐るべし!!

 マニュアル車だったのですが「シフトチェンジ」も申し分ない完成度。また「インプレッサ」のような”ガタ”や”グネグネ感”はありませんでした。同じメーカーで造られたのに違うのですかね?という疑問が湧きました。

 タイヤ&ホイールサイズは「215/45R17」でそこを支えるサスペンションが「ビルシュタイン」社のダンパーです。なんと量産車初採用だそうで、道理で「高速コーナー」が安定するわけですな~

 内装は「スバルらしく真面目」にデザインされています。

黒をベースにした落ち着きのあるインパネ周り、少し固めですが”いい感じ”のシートと相まって「大人のクルマ」感を醸し出しているようです。センスいいんですよ!

ボディーは”5ナンバーサイズ”で取り回しがしやすいサイズでした。セダンもワゴンもどちらもセンス良くかっこいいため悩みます。

 

 

 

 

 最後に

 

 最初に乗り込みスタートした際はすぐ「負けた」と感じた「一台」でした。R32と比べてしまう自分がいました。が、簡単に認めてしまうくらい「完成度が高い」クルマ

なんです。”スバルの本気度が見れるクルマ”とでも申しましょうか……所有している方は羨ましいですね。

また機会があれば是非乗ってみたい……です!