TOYOTA CORONA ハードトップの誘惑
皆さんご機嫌いかがでしょうか?
今日は”トヨタ コロナ ハードトップ”を書かせていただきます。
皆さんこの車ご存じですか?もう世の中”コロナ”と言えば「ウイルス」しかイメージできないと思います。
「TOYOTA CORONA」”トヨタ コロナ”とは、初代がなんと「1957年7月」発売!
しかも11代、44年も続いて発売された偉大でしかも国民に愛されました。私の”父親も所有”していました。私も所有していたので、クルマは違えど「トヨタ コロナ」を所有していたことになりますね!
私の所有していたモデルをご紹介させていただきます。
7代目にあたる「TOYOTA CORONA」でタイプは「2ドアハードトップ」グレードは「1800GT-T」でした。当時のコロナは「ニッサン ブルーバード」と販売競争を繰り広げていました。スタンダードモデルがセダンなんですが、「2ドアハードトップ」を加え販売層を広げようとしていた訳です。ブルーバードものちに「2ドアハードトップ」を発売するんです!この戦いを「BC戦争」と呼んでいたようですね。
”B”はブルーバード、”C”はコロナなんです。
さて私の所有していたモデルは「昭和57年式?」だったと記憶しています。当時を思い出しレビューを少し。
このコロナは兄弟車がありました。それは「セリカとカリーナ」です。セリカは”2ドアクーペ1800GT-T”、と”3ドアリフトバック 1800GT-T”の2種。
カリーナは”4ドアセダン1800GT-T”です。なので内装はこの兄弟車ほぼ一緒です。インパネ周りは黒色で統一され形は”角”を基調とした男らしいデザイン。
メーター内に”ブースト計”ならぬ”ブーストランプ”が付いており、ターボが効き始めると「緑色のランプ」が点灯するようになっています。
この時代は”パワーステアリング”車は珍しく、この個体もパワーステアリングがついていないため、極低速で動かす時は大変でしたね!ハンドリングは意外と重すぎず軽すぎないので狙ったラインに乗せやすかったです。
シートはホールド重視ではなく、どちらかと言えば”高級系”に振られたデサイン。セリカはスポーツタイプのシートと違うんです。セリカの方がよりスポーティーの設定ですからやむなしですね。クラッチを繋ぎ走り出すと、比較的軽量な車体と相まって
加速はスムーズです。ですが、いったんターボが効き始める、パワーバンドにくると、いきなり性格がかわり”ドカン”とくる加速に!
これが一番楽しい瞬間でした!
CORONAハードトップのデザインは角基調で、どのクルマにも似ていない、独特なボディー形状をしています。特にリヤの「バックスタイル」がなんとも言えません。当時も今でもこの形状のリヤスタイルは出ていません。カッコ良かったでした!
最後に
このクルマは色々と事情があり、所有した期間が短い期間でしたが、一番記憶に残っています。さすが昭和車、いい時代の産物とでも言うんでしょうか?(笑)もうお別れして結構な時間が過ぎてしまいましたもう一度会いたいな。