HONDA  CITYって知ってます?

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は、HONDA CITY(初代)を書かせていただきたいと思います。

「WooWooWoo HONDA  HONDA  HONDA  WooWoo……」といった感じで始まる”CM”が、「ホンダ シティ」でした。当時のCMでかなり”耳に残る”しかも記憶にも残るインパクトの強かったですね~ CMで記憶に残るクルマでしたが、その”ボディー形状でも”記憶に残っています。真横からみると前からと後ろから押されたような形。俗にいう「トールボーイ」と称されとても人気がありました。今見ると、まんま「チョロQ」ですよね?(笑)屋根が高い形状はこの「シティ」が最初です。ですが、「2代目CITY」は屋根が低く設定されました。詳しくは判らないのです。その後この形状は「ダイハツ タント」まで出てこなかったのです。その間、なんと約17年!

 

 

 CITYと共にいまでも語られるのが「HONDA MOTOCOMPO」、「ホンダ モトコンポ」の存在です。バイク好きな人ですと知らない人いないのではないかと勝手に思っています。伝説のバイクです。ホンダが「4輪+2輪」の楽しみを目指して開発され「CITY」と発売日が同じなんです。このモトコンポ、CITYの後ろの荷室に"積んで”移動できるのです!入っちゃうんですね~

積む際は、「ハンドルの上部にあるネジを緩め、本体に収納し、シートを下げて最後にカバーをセットして」完了です。この簡単な手順で持ち運びが出来てしまうのは、まさに先見の明です。いまから40年も前ですよ。大したものですHONDA さん!

 

 CITYの話に戻りましょう。実は一度切り運転したことがあります。その時のレビューを少々。

 

 車体色はメインカラーの”赤”。CMに起用されたものです。この車体には似合っていました。ボディー形状は至ってシンプルですがヘッドライトが丸い形状の為、余計にフロントが強調されてみえます。

 軽めのドアを開け、内装を見渡すとおしゃれな形状のヘッドレストが付いたシートに座ります。シート地も意外と攻めた生地で、合っている感じ。ですが、インパネ周りのデサインは大人しい控えめな感じ。この辺りはもったいないと感じました。

屋根が高く、室内長もある為座ったときの室内の「圧迫感」のようなものが皆無だったのはよかったです。

 キーを差し込み、すこし捻ったところで”チョークレバー”を引っ張り燃料をわずかに送ってエンジンスタート!まだ寒い時期でしたから。エンジンが暖まってきたら、チョークレバーを戻します。そこでようやく”MT"のクラッチを切りギヤを1速に入れ……

いざスタート!

おお!これがCITYの走り!と内心「ウキウキ」しながら走り出します。

なんと軽快感がある運転しやすいです。約700kgの軽めの車体に"67馬力”も出力する”心臓”が軽快感の元です。私の頭の中では「あの有名なCMに出てたCITYに乘れたよ!」と言う感動で一杯でした。

 

 最後に

 

 このモデルに乗れただけで「オタクとして幸せ」でした。なんなんでしょう、今でも続く幸福感……心残りは「ターボ」モデルの「Ⅰ、Ⅱ型」にも乗りたかった……モトコンポにも乗りたかった……

このクルマ、ある意味”罪な”クルマですね~

興味のある方は是非調べてみてください。この幸福感は皆さんと共有したいです。