水素発電いいかも……

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今年に入ってもう今日で7日。早いものですね~私世代になりますと、思い出させるのは、「昭和天皇崩御」でした。昭和天皇崩御なされて34年も経過されていることに想うところ、静かに過去を振り返る自分がいました。佳子様昭和天皇陵をご参拝されたとお聞きしました。頭が下がります。羨ましく感じました。

 

 さてさて、今回「水素発電いいかも……」とお題を書いたのはお正月に、家族で『エネルギー』の話になったのが元でした。やはり昨今の『ウクライナ戦争』にて世界の『エネルギー事情』はかなり変化を迫られる事になりました。当然私も(我が家も)

電気代、ガス代、それとマイカーのガソリン代と”値上がり”に頭を痛めております。

ましてや報道では『戦争の長期化』です。困りますね~

そこで色々と調べてみました。

 

日本のエネルギー(発電の)系統

 

・火力発電

 

水力発電

 

原子力発電

 

主に三種類の発電システムで電力を賄っていて「火力発電」が76%、「水力発電」が7.7%、「原子力発電」が7%とのことです。

実際のところどれも長所、短所があり組み合わせて使っているようですね。

 

・火力発電は「大量の化石燃料」を使用し、「大量の二酸化炭素」を排出してしまう。

また、燃料の価格が左右されやすい。ですが、一番燃料が手に入りやすく安定して供給しやすい。(メンテナンスしやすい)

 

水力発電はダム等に設置されていて高低差を利用し、水の重さと圧力でタービンをまわして発電します。なので、ある程度の「水量」がないとタービンを回せません。他に排出するものがないので一番クリーンな発電方法ですね。

 

・最後に原子力発電ですが、原子炉のなかでウランが”核分裂”するときにでる凄まじい熱で水を蒸気に代えその時にできた圧力でタービンをまわし電気を作ります。なので、ウランの取り扱いを間違うと『ウクライナ原発事故』のような、また『福島原発事故』のような悲惨な事故が何十年も続いてしまいます。長所としては、その巨大なエネルギーの為、(事故がなければ)「かなりの好範囲に電力の供給ができる」、「安価にできる」ことです。

 

ざっと挙げてみました。まだ世の中には『太陽光発電』、『風力発電』、『波力発電』、『地熱発電』、『バイオマス発電』などなどがありますね。再生可能エネルギーと呼ばれている発電方法です。

ですが、政府が本腰を入れていないのか未だ『普及』してはいません。また、個人レベルでもっていくには現実的には限界があります。

 

そこで最近話題になっております、『水素発電』です。ご存じの方もいらっしゃるとおもいますが『水素エンジン』で話題になりました、トヨタ自動車さんの『MIRAI』です。

このエンジンは内燃機関内で水素と空気(酸素)を燃やすことにより発生する水蒸気や窒素や余剰酸素等によって出来た”作動ガス”の圧力でピストンを動かす仕組みだそうです。いわば従来のガソリンエンジンの形態がそのまま使えるという”利点”があります。

と考えると、発電機も従来の『ガソリン発電機』の形態が使えるのではないでしょうか?

エネルギーの元による『水素』の生成、生成コスト、保管、供給方法、供給コストなどなどいくつかコストや安全面で課題があるようですが、日本や世界中のエンジンサプライヤーで働く方にとってはとてもありがたいお話だと思いました。

 

 また、このまま電気自動車の流れになっているようですが、ニュースでは、電化製品や電気自動車にかかせない”銅”の供給が果たして世界にいきわたるのか疑問符がついているようです。

世界的な電化製品の需要により、生産が追い付かず深刻な「供給不足に陥る」との見方が出ているようです。埋蔵量が豊富でも、鉄鉱石が掘り出されすぐ生成されて「銅」になるにはそれ相当の時間や労力がいりますね。それがかなりの(世界的に)不足で供給が追い付かないのであれば事態は深刻です。

 

結論

 

やはり一つにこだわらず、色々な道を選択すべきだと思います。電気自動車も結構ですが、この先続かないようであれば別の道も良いのではないでしょうか?『水素発電』、

『水素エンジン』も良いかと思います。

政府のみなさん、よく議論してみてくださいね!ではまた!