交通事故備忘録 ~むち打ち症になってみて~

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は「交通事故備忘録 ~むち打ち症になって~」と題して書かせていただきたいと思います。

 

先ずは事故の状況を

 

 あれは十数年前、たしかまだお正月が明けて間もない日。

「もうそろそろ年末年始も終わりが見えてきた」頃、まだ小さかった子供を連れてウィンドウショッピングへと繰り出しました。妻から少しでも「子育て」を”ぶんどって”妻にゆっくり休んでもらわんとね~”と考え、その日は気持ちよく家を出ました。

しかし、外は雪国なので道路には雪。なので、除雪がしてある中規模バイパスを通ってお目当てのお店へ。

 通っている中規模バイパスは片側2車線。私の車は左の車線を走行していました。暫くして左方向に向かう”緩いS字カーブ”に差し掛かります。カーブの進入では何事もないのですが、カーブの出口に差し掛かると……私の車の横には、並走して走っていた”トレーラー”が突如、私の車に激突してきて(後に”進路変更したとのこと)ぶつかり直後大きな衝突音がしました。当時私はショックで動転し「何が起きているのか判らない」状況でした。それでもなんとか車を左の路肩へ停車させます。

 

私の車の損害は”運転席側ドア”がつぶれ、ぶつかった”タイヤ痕”がくっきりと表れていました。

 相手のクルマ、運転手は「損害なし、被害なし」のようでした。相手の車の方が明らかに「でかい」でしたから当然といえば当然なのですが……私達の被害はというと、二人ともすぐ病院に受診したのですが、事故直後から背中が「痛い」状態でした。子供は先生曰く「まだ小さくてやわらかいからクッションになったのかな?大丈夫です。」とのこと。私の場合は背中でしたが、「むち打ち症」でした。

事故直後は「背中が痛い」状態が次の日の朝になると「いてもたってもいられないくらい「背中が痛い」レベルに…… 人生で初めての「むち打ち症」です。いや、想像していたよりも痛かったです。

 

仕事は暫く休むこととなり通院して養生することに。

 

 一応養生期間は「10日間」いただきました。ですが、これがなかなか「痛みが引かなくて」困りました。また、精神的ダメージが大きく”この痛みいつまで続くのか?仕事に復帰できるのか?”等、普段何気なく生活していても気にする自分がいました。これが「事故にあった一番の嫌なところ」なんですね。

 

 治療はというと、たしか”整形外科で受信し「レントゲンで痛みの患の写真をとり、異常がなければ患部に『湿布』を貼る」程度。なので、途中で”整形外科”から”接骨院”へ変更しました。接骨院での治療は「まず温感電気治療、のち患部のつぼ押し治療のセット」でした。実際良くなるまで2~3か月はかかった記憶があります。

また、”血流を良くするといい”と聞いて「温泉入浴」をたびたび行いました。

 

 

 最後に

 

むち打ち症」になったのはこの時「生まれて初めて」でした。なった事がある方でしたらご存じかと思いますが、「もう二度とこんな目に遭いたくはない」と思うはず。

 

私もそう思いました。こんな苦しい思いはもう二度としたくありません。

 

~完治から暫く~

事故後数年は”寒い日”、”季節の変わり目”は患部が痛みました。あと、事故直後の「状況がフラッシュバック」していました。事故は影響が長引くんです。

私はまだ「軽症の分類」だと思います。私より辛い状況に置かれている方が沢山おられると思います。

 

ハンドルを握るのは「責任が生じる」ということです。

ドライバーの皆さんへ「お互いに安全運転で一日を送りましょう!加害者、被害者にならない為に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ご飯の炊き方(新人さんへ)

  皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 

 今日は一人暮らし”新人さん”へ

「ご飯の炊き方 ~電子ジャー編~」と題して書かせていただきたいと思います。

 

 

 ご飯の炊き方 ~電子ジャー編~

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ご飯の出来上がりです!

 

始める前に用意するもの

 

・お米(無洗米は後に記載)

・お米専用計量カップ

・ボールとザル

・電子ジャー

 

 

炊きかた

 

1.電子ジャーの炊ける限度を超えない量でお米を準備しましょう。

 

2.電子ジャーに付属してる計量カップを使用しお米を適量軽量する。カップの淵

  ちょうどに合わせること。大概は1つのカップで”1合”になっている

  ようです。

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これで1合になります

 

3.適量をボールとザルに全量移し”お米を研ぎます”

 

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水の量はお米が被るくらい

4.水をお米が被るくらい入れて一回目最初は「ぬか臭く」なってしまうので、

  すぐ捨てます。本当に放置せずすぐ捨てましょう!

  2回目は「手を米に押し当てるような感じで」優しく研いでいきます。水を入れて

  研ぐ、水を入れて研ぐの繰り返し。2~3回くらいでいいと思います。

  *あまり研ぎすぎると出来あがりが”べちょっと”してしまいます

   後は数回すすいで、(これも水を入れてすぐ水を捨てるの繰り返し)水を

   切ってザルに入れたまま数分おきます。

 

 

 

5.電子ジャーの釜に”水を切ったお米”を入れ計量した分の水を入れる。

  3合計量したら3合の釜のメモリまで。

  *詳しくはお持ちの電子ジャー説明書をご覧になってください。モードにより

   水加減が違いますので。

 

6.炊飯のボタンもしくは”ON"のスイッチを押し炊飯する。

 

7.炊飯ができたら”ご飯”の炊きムラがないように ご飯をゆっくり下からかき

  混ぜできあがり。

 

 

最後に

 

水加減ですが、多いより少ない方がリカバリーし

やすいです。柔らかいともうどうしようもないですから。

尚、「無洗米」は釜に入れお水を適量入れれば後はすぐ炊ける優れもの。ですが

「研がない変わり、水を入れ30分放置」しなければならないようです。

後は色々経験を積んで「美味しいご飯を」目指して下さればありがたいです。

美味しく炊くのは奥深いですよ~

 

  

口内炎長引くひとへ

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は「口内炎」について書かせていただきたいと思います。

私以外に困っている方がいましたら参考になれば幸いです。

 私はここ数年口内炎が多発していました。口内炎は、一度なってしまうと少しぶつかっただけで痛いですし、よく噛めないですし、さらに熱い物を口にすると火傷の危険すらあります。まさに百害あって一利なしの病気です。私自身、治療しなかったわけではなく本格的な治療を受けたいと思い病院を探したところ、残念な事に”口腔科”がなかったのでした。仕方なくドラッグストアにて「口内炎治療薬」を買い、独自に治療していました。治療薬はたしかに効きました。歯を磨いた後、患部を”ポピドンヨード”等のうがい薬で殺菌してから治療薬を塗って治療終了です。

 

 ですが……またしばらくすると……でた!出るんです!

やっぱり出てきちゃうんです⤵そこで冷静になりかんがえました。どういった原因ででるのか。

 

 まず考えたのが、口腔をきれいにする事。そこで「歯科医院」で歯垢の除去をしました。が……しばらくするとまたできました。まだダメです。

なのでまた考えました。まさか”免疫力が落ちてきて悪さをしてるのか?”と考え、自分の生活習慣を見直してみることに……

 

そこで調べてピックアップされたのが「自分の体温」でした。私の体温(平熱)は35°ちょっとしかなかったのです。いや~毎回この位だとへこみます。(泣)

 

対策として「炭酸飲料(お酒を含む)の摂取を控える」、「発酵食品を積極的に摂取する」こととしました。

やりはじめて効果は「ある」と思われます。まず「風邪」をひかなくなりました。また「冷え性」なんですが少し解消されてるようです。(今シーズンだけでなく長期的にレポートしたいです)

ですが、まだでました。(泣)

出てくる間隔は長くなってるようです。なのですが、まだ完全ではないようです。そこでまた考えました。まだなにかあるんだろうと……

 

あった!あったのです。原因の黒幕的な物が……

 

歯ブラシは正直疑っていませんでした。

使っている歯ブラシは「極細毛歯ブラシ」でした。「最近歯垢が付きやすいな」と感じていたのです。

 

 

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極細毛歯ブラシです

 

歯垢があることによって「細菌が繁殖しやすい、口の中に傷がつきやすい」のではないかと仮説をたてて実験してみることとしました。たしか、歯科の先生に勧められた「歯ブラシ」の形は”ブラシ形状がストレート”の硬さが”ふつう”タイプでした。

 

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ごくスタンダードな”ストレート”かたさ“ふつう”歯ブラシ

 

上記歯ブラシに替えて歯を磨いてみることに……

 歯垢をかき落とす感じ、特に歯の間はかき取っています。自分の歯ブラシに力を入れている感覚が得やすいですね。慎重に操作しないと歯茎にぶつかりますので注意ですが……

 

そこで最後の対策コンビネーションです。

 

 まず「発酵食品を摂取するようにし、炭酸飲料は控えめ」、「歯ブラシは”ふつう”の硬さの”ブラシがストレート形状”」で口内炎予防としました。

 

現在の状況です、まだ始めたばかりですが「効果あり」です。舌に少し残っていますが「ほとんど」治っています。この状況がいい方向にいけば是非お勧めしたいです。

悩んでいる方、一度試してみてはいかがでしょうか?

 

追記

「極細毛歯ブラシ」は仕上げに使用すれば、今使っている方も使い切れるのではないでしょうか。もったいないですからね。

 

ホンダ フィット侮るべからず

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 

 今日は、「初代ホンダ フィット」について書かせていただきたいと思います。

 

最初にみかけたときの印象は”これは売れるクルマ!”と直感で思いました。まさか本当に売れて売れてしょうがない状態でしたね。

 

それはなぜか?

 

まずデザインがシンプルで、判りやすいキャラクターだと認識してしまうのです。余計なプレスラインがボディーにない為、目に入った時目が慣れやすいところ。また、5ナンバーサイズなので、ボディーの大きさを感じられないので「運転した時の視界や距離感がつかみやすい」程よい大きさ。

 

 

これは事前情報だったのですが、室内空間を広く取れるよう”センタータンクレイアウト”なる手法を採用していて、燃料タンクをより車の中央にもってきて(実際にはリヤシートの真下ではないでしょうか)いる事を聞いた時は

「”空間を広げる事”と”運動性能”の両面に効果があるんじゃない?」と頭で描いて想像していたのです。重い重量物を中心に据えるのは「レーシングカー」の手法です。逆に「運動性能を上げたくて『空間を広げるため』としょうしたのかな?」と勘ぐってしまったくらいでした。

その他としまして、”ライバル車が当時のTOYOTA Vitz"しかないので比べるとフィットの完成度に軍配があがると思いました。

まあ、微妙にお客さんの”層”が違いますし……

排気量とボディーの大きさ、ドアの枚数を考慮するとターゲットはVitzは「若い独身層」、Fitは「ファミリー層」狙いですね。ですが、Fitの場合「若い独身層にも」売れてましたから……

 内装は「奇抜過ぎず、地味でない」というより、曲線と直線が織りなす”造形美”とでも言うのでしょうか。このクラスでは作り込んである分類です。特に”インパネ”

は計器が見やすく、目に優しいデザイン。内装色はグレー系”で落ち着いた色合い。(1.3ℓ)シートは意外と地味目のデザイン。セダンに搭載されたのを引っ張ってきたみたい……もうちょっと頑張ってほしかったです。

 

 

 たしか冬に運転する機会がありましたのでレビューを少々

 

運転できたのは「13A 4WDのCVT車」。

最初は”FF車なの?”と疑ってしまったのですが”4WD車”でした。

積雪の道路を”FF車”での運転は怖い思い出があり、また「ホンダ車はFF」のイメージが強かったからです。さてシートに座りいざスタートしてみると……

 

これがいいんです!

 

ハンドルは軽すぎず、重すぎず適度に重めで安定感のある味付け。

 

エンジンはSOHCなんですが低速から高速までとてもパワフル。「雪道なのが逆にもったいない感じ」さすが「エンジン屋」だけあります。”ツインカムヘッド”でなくともここまでできるのは賞賛です!

 

AT車でCVTを搭載していたのですが、変速ショック等皆無でした。異音等(CVT独特の音は別)も気にならなかったです。やはり特筆すべきはその走行安定性でした。雪道をけっこうなスピードで走破してもハンドルが取られたりぶれたりしませんでした。

コーナーリングは狙ったラインにぴたり載せられるので、余計な神経を使わずに済むのは「安全運転」に繋がりますし……センタータンクレイアウトも大いに加味していると考えます。

 

 

 最後に

 

真冬の雪道にいきなり運転してしまったのですが、まざまざとレベルの高い走破性を見せつけられるというよい体験をさせていただいたと思いました。あながちバカ売れした理由をまざまざと見せつけられたのです。見た目は”コンパクトカー”ですが中身は「ホンダの技術の塊」です。やはり外見に惑わされず侮ってはなりませんね。

 

HONDA  CITYって知ってます?

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は、HONDA CITY(初代)を書かせていただきたいと思います。

「WooWooWoo HONDA  HONDA  HONDA  WooWoo……」といった感じで始まる”CM”が、「ホンダ シティ」でした。当時のCMでかなり”耳に残る”しかも記憶にも残るインパクトの強かったですね~ CMで記憶に残るクルマでしたが、その”ボディー形状でも”記憶に残っています。真横からみると前からと後ろから押されたような形。俗にいう「トールボーイ」と称されとても人気がありました。今見ると、まんま「チョロQ」ですよね?(笑)屋根が高い形状はこの「シティ」が最初です。ですが、「2代目CITY」は屋根が低く設定されました。詳しくは判らないのです。その後この形状は「ダイハツ タント」まで出てこなかったのです。その間、なんと約17年!

 

 

 CITYと共にいまでも語られるのが「HONDA MOTOCOMPO」、「ホンダ モトコンポ」の存在です。バイク好きな人ですと知らない人いないのではないかと勝手に思っています。伝説のバイクです。ホンダが「4輪+2輪」の楽しみを目指して開発され「CITY」と発売日が同じなんです。このモトコンポ、CITYの後ろの荷室に"積んで”移動できるのです!入っちゃうんですね~

積む際は、「ハンドルの上部にあるネジを緩め、本体に収納し、シートを下げて最後にカバーをセットして」完了です。この簡単な手順で持ち運びが出来てしまうのは、まさに先見の明です。いまから40年も前ですよ。大したものですHONDA さん!

 

 CITYの話に戻りましょう。実は一度切り運転したことがあります。その時のレビューを少々。

 

 車体色はメインカラーの”赤”。CMに起用されたものです。この車体には似合っていました。ボディー形状は至ってシンプルですがヘッドライトが丸い形状の為、余計にフロントが強調されてみえます。

 軽めのドアを開け、内装を見渡すとおしゃれな形状のヘッドレストが付いたシートに座ります。シート地も意外と攻めた生地で、合っている感じ。ですが、インパネ周りのデサインは大人しい控えめな感じ。この辺りはもったいないと感じました。

屋根が高く、室内長もある為座ったときの室内の「圧迫感」のようなものが皆無だったのはよかったです。

 キーを差し込み、すこし捻ったところで”チョークレバー”を引っ張り燃料をわずかに送ってエンジンスタート!まだ寒い時期でしたから。エンジンが暖まってきたら、チョークレバーを戻します。そこでようやく”MT"のクラッチを切りギヤを1速に入れ……

いざスタート!

おお!これがCITYの走り!と内心「ウキウキ」しながら走り出します。

なんと軽快感がある運転しやすいです。約700kgの軽めの車体に"67馬力”も出力する”心臓”が軽快感の元です。私の頭の中では「あの有名なCMに出てたCITYに乘れたよ!」と言う感動で一杯でした。

 

 最後に

 

 このモデルに乗れただけで「オタクとして幸せ」でした。なんなんでしょう、今でも続く幸福感……心残りは「ターボ」モデルの「Ⅰ、Ⅱ型」にも乗りたかった……モトコンポにも乗りたかった……

このクルマ、ある意味”罪な”クルマですね~

興味のある方は是非調べてみてください。この幸福感は皆さんと共有したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Z32に見惚れて

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は”Z32”こと「4代目ニッサン フェアレディZ  NA 2by2」を書かせていただきたいと思います。

 この車を気になったのは、当時”R32”を所有する前に購入するか悩んだ一台だったのです。正確にいうと「”R32か、Z32か、S13か、NAロードスター”」の4台で悩んでいました。当時欲しいクルマの概要は「NA車で、FR車、5MTで、冬も走るので後輪にデファレンシャルギヤが入っているもの」でした。当時の「日産車には後輪駆動車と4WD車に、悪路に強いようビスカス式デファレンシャルギヤ」が入って(中には”オプション”でしたが)いたのです。悪路にも強いしドリフトも対応できるといったパーツでした。なので自然と「日産車」が選ぶ上位になりました。

 

 NA車は、「絶対的パワーより高回転まで回した時の”気持ちよさ”」にこだわってみた結果です。自分の中では”NA車とはAE86を基準”にしていましたから……

 その自分のこだわりの中で選定したのが、「ニッサン フェアレディZ 2by2」のNA、5MT車でした。

 

では、少し試乗レビューを……

 

 4代目”Z”は車両のパーツ共有がない専用設計だそうです。この流れるようで”ワイド”なボディーフォルムは、今までの日産車にはない斬新で新しい姿でした。個人的に「歴代Zの中では1,2を争うデザイン」だと思っています。

 

美しい、ただただ”美しい……”

 

 

 

 

 低い車体のドアを開けると、内装も「曲線で描かれた如く」美しくまとまった空間が広がります。内装色は”濃いグレー”を基調として落ち着きのある、それでいて”スポーティー感がだされていました。インパネ周りは、例えるなら”戦闘機のコックピット”のよう。もともと設計段階で「2シーター」がメインのようで、後部座席はあまり長距離移動向きではないですね。

 

*ちなみにこのクルマはボディー、シャーシ形状が2種類あり「2シーター」と「2by2」では同じ形ではありません。お金掛かっていますよね~ さすが専用設計!!

 

エンジンはVG型(6気筒)3000ccです。馬力は230ps。トルクはさすが大排気量で余裕があります。ただ高回転はもうちょっと回ってほしい。たしか7、000回転からレッドゾーンですがもっと楽しませてほしいですね。

 クラッチはR32に比べるとやや重い、いや”重い”です。大排気量だから仕方ないのでしょうけど。繋ぐのはしやすかったです。シフトは小気味よく決まります。

 

 

 最後に

 

 このクルマの好きな絶景ビューは”斜め後方”です!バックスタイルからフロントに流れるシルエットデザインがなんとも”そそる”んです。特にシルバー色はいい感じ。

結局、冬道を走るのに車高が低すぎて選定からはずれ買えなかった、買わなかったクルマでした。排気量も3000ccで維持費が大変でしたから、選ばれた人しか乗れないクルマかと。今でも極たまに見かけますが、”羨ましく、見惚れて”しまう自分がいるのです……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOYOTA CORONA ハードトップの誘惑

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 

 今日は”トヨタ コロナ ハードトップ”を書かせていただきます。

皆さんこの車ご存じですか?もう世の中”コロナ”と言えば「ウイルス」しかイメージできないと思います。

 

TOYOTA CORONA」”トヨタ コロナ”とは、初代がなんと「1957年7月」発売!

しかも11代、44年も続いて発売された偉大でしかも国民に愛されました。私の”父親も所有”していました。私も所有していたので、クルマは違えど「トヨタ コロナ」を所有していたことになりますね!

 

 

 私の所有していたモデルをご紹介させていただきます。

7代目にあたる「TOYOTA CORONA」でタイプは「2ドアハードトップ」グレードは「1800GT-T」でした。当時のコロナは「ニッサン ブルーバード」と販売競争を繰り広げていました。スタンダードモデルがセダンなんですが、「2ドアハードトップ」を加え販売層を広げようとしていた訳です。ブルーバードものちに「2ドアハードトップ」を発売するんです!この戦いを「BC戦争」と呼んでいたようですね。

”B”はブルーバード、”C”はコロナなんです。

 

 

 さて私の所有していたモデルは「昭和57年式?」だったと記憶しています。当時を思い出しレビューを少し。

 このコロナは兄弟車がありました。それは「セリカとカリーナ」です。セリカは”2ドアクーペ1800GT-T”、と”3ドアリフトバック 1800GT-T”の2種。

カリーナは”4ドアセダン1800GT-T”です。なので内装はこの兄弟車ほぼ一緒です。インパネ周りは黒色で統一され形は”角”を基調とした男らしいデザイン。

メーター内に”ブースト計”ならぬ”ブーストランプ”が付いており、ターボが効き始めると「緑色のランプ」が点灯するようになっています。

 この時代は”パワーステアリング”車は珍しく、この個体もパワーステアリングがついていないため、極低速で動かす時は大変でしたね!ハンドリングは意外と重すぎず軽すぎないので狙ったラインに乗せやすかったです。

 シートはホールド重視ではなく、どちらかと言えば”高級系”に振られたデサイン。セリカはスポーツタイプのシートと違うんです。セリカの方がよりスポーティーの設定ですからやむなしですね。クラッチを繋ぎ走り出すと、比較的軽量な車体と相まって

加速はスムーズです。ですが、いったんターボが効き始める、パワーバンドにくると、いきなり性格がかわり”ドカン”とくる加速に!

これが一番楽しい瞬間でした!

 

CORONAハードトップのデザインは角基調で、どのクルマにも似ていない、独特なボディー形状をしています。特にリヤの「バックスタイル」がなんとも言えません。当時も今でもこの形状のリヤスタイルは出ていません。カッコ良かったでした!

 

 最後に

 

このクルマは色々と事情があり、所有した期間が短い期間でしたが、一番記憶に残っています。さすが昭和車、いい時代の産物とでも言うんでしょうか?(笑)もうお別れして結構な時間が過ぎてしまいましたもう一度会いたいな。

 

 

 

 

 

S15の鋭さ

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は”s15”こと「ニッサン シルビア」を書かせていただきたいと思います。

正直にいいますと「R32 GTS25」から少し心が離れてしまった時期がありました。俗にいう”浮気心”というものが芽生えてしまい(一瞬でしたが……)、よせばいいのにニッサンのディラーへ

 そう、そのディラーさんに佇んでいたのは「7代目 ニッサン シルビア supec.R」でした。その当時の情報源は”TVのCM”、自動車雑誌、口コミくらいしかないのでした。影響が絶大なのは”TVのCM”なので「スポーツ シルビア デビュー!!」とかTVで流れると気になって気になってつい観てしまうのでした!!

 クルマ好きならすぐわかると思うのですが、車体の幅が”5ナンバーサイズへ”変更になりました。それと顔立ちが”シャープな昆虫?”とも言うような精悍なデザインへと変わりました。S14型ではマイナーチェンジの前と後では極端に違うのでビックリしましたが……

 

 

また”CM”でも流れていたのが「スポーツ」の部分です。皆さんご存じかと思われますがここ2代前まで”シルビア”はデートカー”として設計製作されたので「今度はデートカーよりも”走り屋”に受けるドリフト族の為に製作したのかな?」と思ってしまうわけです。そう、このS15シルビア(spec.R)の内容は「ガチ走り」に振ってます。

中身を見ると「250馬力 6速MT FR駆動」です。排気量”2000cc”のエンジンはターボの加給を経て、前モデル”S14”よりもなんと”30馬力アップ”そのメカニズムを引き出す為、社外のメーカー「アイシン・エーアイ社」の6速のマニュアルミッションをあつらえています。

こんな”オーバースペック”デートカーには必要ないでしょう!(笑)

かなり走りを意識した装備です。内装には運転席側の柱には(Aピラーといいますね)ターボ車は「ブースト計」がNA車では「油圧計」が装備されています。しかもニッサンの純正品ですよ!いままでないことでした。(驚き!)

 

 

それでは「spec.R」の試乗時のレビューを…

 

 ドアを開け、黒色基調のシートに座ると程よい硬さとホールド性のよさに「思わず顔がにやけて」いました。デザインは”S13型”のような”美しい曲線使い”というより”操作の為に機能美に振った曲線”といったところ。女性ウケねらいでなく、完全男性ねらいですね。

 R32 GTS25と比べると(比べるものがマイナーですいません)ターボが搭載されている分高回転のパワーは段違いに凄いですね。しかも「ドカン」と加速するタイプでなく滑らかでパワフルでしかも低速も運転しやすいと非の打ち所がない出来。

ハンドリングは軽すぎず重すぎず、安定して「狙ったラインにのせられる」優等生。エンジンが4気筒で「R32型の6気筒」より幾分フロントが軽いのが効いているよう。

 6速ミッションはこの試乗が”初”でした。社外製のミッションには驚きました。いざ操作してみるとギヤがどこに入っているのかちゃんとわかるし、入りやすいのです。とても気持ち良かったです。

 外観は歴代「シルビア」の中でも”トップクラス”だと個人的には思います。特にボディーカラーが”濃いシルバー”の方が(スパークリングシルバーのほうですか)美しいボディーラインが表れていいですね!

 

 

 最後に

 

少しどころか、かなり”心を動かされてしまった”クルマでした。ただ、「ターボ」、「日産車特有のサビ」等を考慮した結果、結局買いませんでした。が、思い出はいまでも忘れられないままです。

脳内に”衝撃”という字を残したまま……

 

 

 

 

EK9の咆哮

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 

 今日は”EK9”こと初代「ホンダ シビック タイプR」を書かせていただきたいと思います。

 まず、HONDA 党もしくは「イニシャル D」が好きなかたならホンダの真打登場といったところでしょうか。

 

 

”タイプR”といえば「エンジン屋のホンダ」の象徴ですね。5代目シビックの心臓は”B16B型”と呼ばれる1600ccのエンジンで、このユニットにはホンダの技術である”VTEC”が搭載されています。もともと、VTECは兄貴分である「二代目ホンダ 

インテグラ」から譲り受けたものです。十分インテグラで実績を積んで、シビックに受け継いだ代物です。しかも当時のインテグラの馬力よりも”25馬力ア ップ”してるんです。しかも同じ排気量、NA車でですよ!! 信じられます?

市販車でしかもNA車がそこまで馬力が上ってしまうのは「もうぶっ飛んでる」という思いしかなかったです。

 市販車だと”チューンアップ”しても数馬力しか上がらないのが定番でしたので、それが数十馬力上がるのはもはや”レーシングエンジン”レベル。レーシングエンジンだと「低速トルク」が犠牲になったり「パワーバンド」が極狭くなったりと一般公道では乗りにくいはず。そのはずが、「ホンダさんは難しいことをやってのけるんです」まるで化け物を作っているよう……

 

 

 

 後輩の「タイプR」に試乗できたのですが、その軽い車重と相まって「知らないうちにトップスピードに」なっていた状態でした。その車両重量なんですが、「二代目インテグラ」は1100kg、「シビックタイプR」は1090kgと(間違えてたらすみません)10kgしか違わないのです。それで25馬力アップは体感が違いました。
ハンドリングは素直という感じ。私は大概「FR車」を乗ってきたので正直「後輪が動かない」ことの方が”怖かった”です。この車はこのクルマなりの運転の仕方があるのだと思った次第です。

 シフトチェンジは感触が「硬め」ですが狙った所へ”すぱっと入る”もの。チタン製シフトノブが「ヤル気に」させます。内装はドアを開ければ「赤いレカロシート」が気分を上げてくれます。インパネに目を移せば8500回転からレッドゾーンでなんと10、000回転まで表示がされているのです。

 

 最後に

 

私もつくづく「幸せだな」と思った瞬間が「EK9に乗れた事」でした。

・高回転までエンジンを回した時の高揚感。

・ビビりながらも、「FF車」でコーナリングできたこと(めっちゃ不安でした)

・タイプRというホンダの純スポーツタイプに一度運転できたこと

 

 以上は、私のクルマオタク人生の中でかけがえのないものです。令和のこの時代、世の中は空前の「旧車需要」で旧車スポーツカーがすごい値段で取引されています。

状態の良いホンダのスポーツタイプ(VTEC搭載車)は当時の新車販売価格を上回っているようです。

買えませんよ高すぎちゃって……(笑)

 

 

 

 

二代目レガシィの完成度

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今回書かせていただくのは「スバル レガシィ(BD5型)セダン RS」です。(当初”レガシー”だと思い込んでいましたが”レガシィ”なんですね)

私が当初、気になっていたことがあります。「初代レガシィのCM」を初めて見た時でした。そこには、「10万キロ連続走行、世界速度記録達成」の文字が……

 これはもう記憶がないのですが、TV番組?(もしくはプロモーションビデオ)で発売前の「スバル レガシィの10万キロ耐久走行」のドキュメントをしていたのです。

その際走行平均速度223.345Km/hという国際記録を達成したのです。その記憶が残って(さすがオタクですね)初代が記録に残るくらいだから、「二代目はどんなのだろう」と気になってしまうのでした。

 「レガシィ」と言えば「ツーリングワゴン」と言うくらい「ワゴン車」が有名ですね。端正な佇まいで、尚且つ荷室に荷物が沢山はいる、カッコよさと実用性を兼ねているところがバカ売れの要因ですね。また、初代に比べフロントの顔つきが「コワモテ」に変わりもっと売れてしまったようですね。

 

 

 私が試乗できたのは「セダン RS」でした。この車はマイナーチェンジ後のモデルでしたので、1997年モデル位でしたか……

 

それでは試乗レヴューを書かせていただきます。このモデル(マイナーチェンジ後)、当時の馬力規制一杯の280馬力でした。私の当時「R32 GTS25」よりもパワフルなんです。とても”2000cc”とは思えない”もの”でした。

低速は”トルクフル”で乗りやすく、高回転は”豪快で頼もしい”味付け。それもそう、「シーケンシャル・ツインターボ」ですから。R32の「GTS-t」と比べてしまうのですが、こと、低速の発進加速はレガシーの方がパワフルでした。まあレガシィは4WDであったこともあるのですが……
 ハンドリングは「昔のメルセデスベンツ」のようなどっしりとしていて安定感がありました。たとえ高速走行になっても破綻なく走行する様は「R32を超えて」いました。完成度高かったですね!恐るべし!!

 マニュアル車だったのですが「シフトチェンジ」も申し分ない完成度。また「インプレッサ」のような”ガタ”や”グネグネ感”はありませんでした。同じメーカーで造られたのに違うのですかね?という疑問が湧きました。

 タイヤ&ホイールサイズは「215/45R17」でそこを支えるサスペンションが「ビルシュタイン」社のダンパーです。なんと量産車初採用だそうで、道理で「高速コーナー」が安定するわけですな~

 内装は「スバルらしく真面目」にデザインされています。

黒をベースにした落ち着きのあるインパネ周り、少し固めですが”いい感じ”のシートと相まって「大人のクルマ」感を醸し出しているようです。センスいいんですよ!

ボディーは”5ナンバーサイズ”で取り回しがしやすいサイズでした。セダンもワゴンもどちらもセンス良くかっこいいため悩みます。

 

 

 

 

 最後に

 

 最初に乗り込みスタートした際はすぐ「負けた」と感じた「一台」でした。R32と比べてしまう自分がいました。が、簡単に認めてしまうくらい「完成度が高い」クルマ

なんです。”スバルの本気度が見れるクルマ”とでも申しましょうか……所有している方は羨ましいですね。

また機会があれば是非乗ってみたい……です!

 

 

 

HONDA F-1撤退へ一言物申す

 今日は「HONDA  F-1撤退」の記事が目に留まり書かせていただきたいと思います。

いや~一ファンとして正直「がっかり」ですよ!悪く言えば「またか!」まであります。たしか最近調子が良く、この数年2~3勝はしてた記憶があります。そんなに言うほど「良くない」わけではなくむしろ上昇気流をつかんでいる状況でした。なのに……

 

 

昨年ですね、撤退のアナウンスがされたのは……

 

「~持続可能な社会を実現するために『2050年カーボンニュートラルの実現』を目指します。~今回、F-1への参戦を終了するという判断をしました。~」

昨年誕生した、菅政権が掲げた「2050年までに脱炭素社会を実現」するという政策に対応した形です。たしかに世界に展開している企業の「ホンダ技研工業」としては、生き残りをかけた闘いになるからというのも判らなくはないですが、それでいいのかな?もっとあがいてもいいのでは?と思うのです。

 

活動をせっかく数年前に(たしか2015年でしたか)再開したばかりでようやく成績も上向いたんですが……いきなり撤退ではなく以前のように「無限」に委託するですとか……方法はすくなからずあるわけで……もしくは「違う理由」があり(コロナ過で営業赤字とか)であれば前回と同じだと思うのです。だとすると厳しい言い方をすれば「同じことを繰り返すようであれば金輪際出ないほうがいい」と私は強く思います!

 

一ファンとしては「ずっと応援したい」のです!

厳しい世界で切磋琢磨している後ろ姿をみんなで応援したいのです!

成績は二の次でいいんです!

続けていることこそが尊いと思うのです!

 

感情的になってしまい申し訳ありません。ですが言わずにいられなかったのです。

第二期の撤退時は正直「泣きました」悔しくて……当時のウイリアムルノーにこてんぱんにやられていいところなく撤退していった姿は「見たくなかった」です。また今回もなのか?……という思いなのです。

 

ホンダさんの首脳陣の方へお願いがあります

 

 世の中「F-1」だけじゃないと思うのです。例えばいままで参戦してないジャンルに挑戦するですとか?そうですね~ラリー選手権なぞいかかでしょう?もっと垣根を下げたほうがより親しみやすく「ホンダ車」と接してゆけるのではないでしょうか?

ファンは一時的より継続を求めます。決して”規模”は関係ありません。草レースでもいいのです!なにとぞご検討宜しくお願い致します。もうホンダファンに寂しいニュースをもたらさないでくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

ホンダビート(BEAT)とのひととき

  皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は、「ホンダ ビート」とのお話を書かせていただきたいと思います。

ホンダ ビートが発売されたのは、平成3年(1991年)5月世の中は俗に言う「バブル景気」が崩壊してしまった頃です。この頃のクルマ好き達の思いは「この状況でよく発売してくれた!」という(熱血なホンダ党の人が多かった……)人と、「バブル景気終わっちゃって、売れなくなるのでは?」と言う人の二つに分かれていました。

不安な事を考えていた人たちの意に反してなんと「5年間」も発売しています。総生産台数は33,892台。

 この車の概要は「軽2シーター、ミッドシップオープンスポーツカー」です。なので決して万人受けはしないクルマではあります。噂によると生産台数のほとんどがいまだ廃車にならず現存しているそう…… 愛されているんですね~

 そこで、愛される理由がしりたくなり調べてみることにしました。

すると出てきました。カリスマめいたお話が……

 

 

 1991年5月15日、その日にホンダ社内で発売発表会があったのですが、そこで創業者である本田宗一郎さんが最後に見届けた4輪車として語られています。本田宗一郎さんは同年8月にご逝去されました。クルマ好き、ホンダ車好きには「グッとくる」お話です。

 ちなみに日本人初のF-1ドライバー「中島 悟」さんが1991年7月28日、F-1ドイツGP終了後「引退発表会見」を行い、同年11月3日のF-1オーストラリアGPで引退されました。まさに”レジェンドの引退”です。そう特に「ホンダ党」には忘れない、忘れられない「年」に”誕生”したのです。ファンの記憶に”刺さる”クルマだったからこそ、現存する個体が多い→愛される理由なのかもしれません。

 

 このクルマ規格は「軽自動車」なのですが、中身がすごいんです。

まず、エンジンが車体の中央、ミッドシップレイアウトに置かれています。軽自動車、普通自動車どちらにもあまりみかけませんね。

また、このエンジンにあつらえられた吸気システム「MTREC」

*Multi Throttle Responsive Engine Control

によりNA車にもかかわらず馬力規制一杯の「64馬力」

もの出力が得られたのです。お金と技術がとんでもなく掛けられていたんです。

サスペンションが四輪独立懸架のストラット式。軽自動車初の四輪ディスクブレーキ、SRSエアバックなどなどこれまたお金がかかっています。なんと贅沢なクルマなのでしょうか。価格以上にお金かけてる感がありますね。

 

 

当時を思い出し試乗レビューを

 

 その日は「中古車を観たい」との友達の要望で近くの「ホンダ認定中古車店」へ

 そのガレージには黄色いカラーの「ホンダ ビート」がたたずんでいました。店員さんにお話しを聞いてみると、「プライスボード出ていませんが売り物ですよ。よかったらみてみますか?」との事。私たちはさぞ喜んだことか……

その個体は「ワンオーナー車」ですこぶる状態がよい物件でした。「よろしかったら試乗しますか?」との問いに即頷いたのは言うまでもありません。もう心臓がドキドキです❤

早速ドアを開け、「ゼブラ柄のシート」へ!

おお!なんともタイト、かつ低い!クルマに乗るというより「カート」か「バイク」に乗っている気分。思わず「これ、まんまバイクやん!」と叫んでいました。しかも顔がにやつきながら……

 クラッチを繋ぎスタートすると、いい音の割に加速がちょっと合ってないかな?と感じましたがでもNA車でよくここまでできたと関心します。

 ハンドリングは車速が上ると軽快!低速だとパワーステアリングがついていないため割と重いかな?でもミッドシップだからいいかなー

 シフトチェンジはたしか、しっかりしてて楽しかったです。トルクがないためシフトチェンジの回数は増えますが……でも面白かったでしたよ!

 

 

 最後に

 

 一時期ではありましたが、このクルマも所有自動車の候補の一つに挙がっていました。今でも中古車店に、たまに展示されているのを見かけます。思わず「見に行こうかな?」という衝動にかられます。絶対的な「速さ」でなく、気持ちよさ。有り余る力よりも、扱いきれる力を。そんな考え方が表されている車です。

 その「ビート」にも後継者ができ「s660」がそうなのですが、この機種も廃盤に……

どうか「ホンダ」さん!後継機種を!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NAロードスターの煌き

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は「NA型ロードスター」について書かせていただきたいと思います。

当時のオープンカー(いろいろな定義がありますが……)は「NA型ロードスター」のようにレギュラー販売はしていませんでした。

たとえば、「トヨタ セリカコンバーチブル」はセリカのオープンボディーカーで派生モデルなのです。また、「ニッサン シルビアコンバーチブル」も、レギュラーモデルのシルビアの派生モデル。次に「マツダ RX-7カブリオレ」もレギュラーモデルのRX-7のオープンボディーカーで派生したモデルなのです。

 

 最初から「屋根がない」状態の車として発売されたのは「1970年 ホンダS800」(GOOGLE検索しらべ)以来なのだそうです。(間違えていたらご指摘ください)

 

 

 オープンカーと言うと車好きなら「ボディー剛性が弱くて…」と言うことが囁かれていました。「ボディー剛性」とは、例えばティッシュペーパーの空箱を準備してください。そのままだと前後につぶしてもつぶれにくいですが、広い面を取り払い先程と同じく前後に潰そうとするとすぐ「潰れてしまう」のです。これに似ています。この「ボディー剛性」が弱いと「車体がよじれる」ために主な弊害として「トラクション(路面の接地性が悪い」、「ハンドリングが悪い」等がでてきます。長期に渡ると「ドアの開閉、幌の開閉」にも影響がでそうですね。

 そこでマツダは「車体の剛性」を上げる為、シャーシの中央に「PPF」*パワープラントフォームの略を装備し対応しました。ミッションケースとデフケースをPPFで結合することで、車体の剛性と、ミッションからドライブシャフト、デフケースの駆動ロスをなくす事の二つの利点が生れたのでした。

 また、この「ユーノスロードスター」という車は「純スポーツカー」というか「純レーシングカー」のような発想で設計されています。部品の配置が全部中央重心に設計されていました。できるだけ重いものが「車体の中央」にあった方が、車体の運動性能が安定するのです。そう、発進加速、ブレーキ、ハンドリングに影響が出ます。

重いものは「できるだけ中央に」また、できるだけ「軽く」という発想を成し遂げているのです。今現在ここまでこだわって作っているメーカーさんは早々いません。しかもそれが30年以上前から初めていたことに、マツダ自動車さんの凄さが判ります。

 

 

 そこでようやく「試乗レビュー」を少々

 当時親戚が所有していました、「1600CCのVスペシャル」でした。

さっそくドアを開けシートに座ると「タン色でコーディネート」された落ち着いた雰囲気。インパネ周りは実に使いやすい距離にすべてが配置されています。こういうところもメーカーさんの底力かなと関心してしまう点です。唯一不満があるとすれば「シート」ですか……もう少し純正シートにホールド性があれば"満点”なんですが。

 比較的軽いクラッチを切ってギヤを繋ぐと軽い車体と相まって「スムーズに」加速していきます。また、ハンドリングは落ち着いていて狙ったラインに楽に載せられる感じ。シフトチェンジはクラッチは案外軽く、またギヤが入りやすくどのギヤに入っているのかわかりやすい。全体的にキビキビ走るし感覚的に気持ちいいのでした。

 幌を開けて走行すると、意外と風を巻き込まない「設計」がされているようでとてもGOOD! 黙っているといつまでも乗っていたい衝動にかられます。

また、この車に一度乗ってしまうと、車両重量が重くバランスが悪い車は「かんべん」となってしまいますわ……

 

特に「軽さは武器」になることを知った次第でした。

 

 

 最後に

 

 この車も(いや、NB型か)所有したい願望にかられた車でしたね。いまだ、「夢」になっていますがいつの日か叶えたい夢です。1989年に発売され代替わりしながらも、未だに「ロードスター」が発売されているのは驚きです。32年もの間、変わらず愛され続けているのをみると「日本人はわかってる」と思うし羨ましくあります。そんな素晴らしくできたクルマを買えるのですから……

わたしの場合いつ成就するかわかりませんが「添い遂げられるように思い続けて」いきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

GC8(初代インプレッサ)の衝撃

 皆さんご機嫌いかがでしょうか?

 今日は、GC8こと”スバル インプレッサ”のことを書かせていただきたいと思います。

 まず、この時代までの「スポーツAWD車」のジャンルは、「スバル レオーネ」から始まり「トヨタ セリカGT-FOUR」、「ミツビシ ギャランVR-4」、「ミツビシ ランサー」、「スバル レガシー」、「ニッサン スカイライン」、「ミツビシ エクリプス」、「ミツビシ GTO」と発展していきます。

 こう順番に並べると目立つのが「三菱」ですね!そもそも、「三菱」は悪路に強い「Jeep」を販売していたからなんです。

 また、時系列順(発売順)に並べてみますと「景気が良くなるにつれ」”AWD車”が増えている事に気付くのです。

 次に目を引くのが「スバル勢」です。「レオーネ」に始まり代替わりして「レガシィ」へ、そして「インプレッサ」へと「AWD魂」は繋がっていきます。

因みに「スバル レオーネ」の4WD化は「東北電力さん」が絡んでいたのご存じでしたか?私は今日検索してて初めて知りました。(ショック⤵)知らなかった!

 思い出してみると、この当時「レオーネをみかける」度合が多かったですね。オヤジ達の会話に「やっぱり冬は4WDには勝てねえな~」と言うのを頻繁に聞いてました。

近所でも「スバル レオーネ」が誇らしげに止めてあったのを思いだしました。

 

 オタクネタなんですが、漫画「よろしくメカドック」に登場する「グ レーサーZ(日産フェアレディZの改造車)」はこの「スバル レオーネ」を元に”AWD化”して出来たんです。レオーネのAWDができなければこのお話もできなかったのです!レオーネ偉大なり!

 

 

 それではお話を「GC8インプレッサ」に移していきしょう。

 

GC8に初めて乗せていただいた時は「先輩の車」でした。たしか「スポーツワゴンWRX」だから「GF8」になるのかな?

助手席に乗せてもらおうと「ドア」を開けると、そこには「スパルタンな内装」とパリパリタイトな「スポーツシート」でした。ワゴンといえど「スポーツ」しているんです!こんなワゴン車かつて見た事ありませんでしたから驚きと同時に”カッコいい”とも思いました。スポーツシートは正に固めの本格派です!

 

 早速シートベルトを締め同乗となりました。エンジン音が低速から「ドクドク」と脈を打つように鼓動します。スバルの名機「EJエンジン」が奏でる排気音です。独特な排気音ですよね。エンジンを高回転まで回してもらうと「突然背中を押さえつけられたような」”G"がきて突進していく……といった感じでした。恐るべしインプレッサ

 室内をよく見渡すと「タイト感漂う黒」でまとわれており操作系では、太くて握りやすいMOMO製ハンドル、スポーツタイプのシート、後ろのシートに関してははお世辞にも広くはなく狭いです。

室内の中で一番の危惧は「マニュアルミッションのシフトレバー」です。運転したことがあるのですが、「ガラスのミッション」と呼ばれるほど「弱い」です。入りずらい、グラつきがある(ユルユル?ガタガタ?)んです。スバルさんへ!これが一番重要ではないかな?と思うのですがいかがですか……マニュアル車の醍醐味はシフトチェンジ時気持ちよく「一回で入る事」、「ストレスなくギヤが入る事」だと思うのでした。それは阻害しないでほしいです。これがなければ「インプレッサ買ってたかも……」

 

 

ハンドリングは「カミソリ」のように瞬時に向きを変えられるイメージでしたね!同じ280馬力の「R32 GT-R」と比べ車重が”約160kg”違うから車体を振り回せられるのです。面白いですよ!!かの、土屋圭市さんが発売当時絶賛していたのはうなずけます。

 

 最後に

 

 同じAWD車でもR32は「ツーリングカー選手権」へ出場。オンロード(舗装路)で戦い、GC8は「WRC 世界ラリー選手権」へ出場し戦っていたのにはとても興味深いのです。

 ですが、どちらも活躍し優勝しているのはひとえに「made in Japan」だからなのでしょうね!本音を言うとインプレッサ特有の「ガラスのミッション」がなければ「購入」してたブランドですね。でも、この車体にも「出会えてよかった」です。未だに「軽快なハンドリングと圧倒的加速感」は何物にも代えがたい。私を本気にさせ、衝撃を受けた機体の一台でした!